なぜなら、定義する規格や団体、人によって考え方や使い方が違うから…
たとえば、
- エラー(error)
- ディフェクト(defect)
- バグ(bug)
- 不具合
- フォールト(fault)
- 故障(failure)
- 障害(fault)
- 機能不全(malfunction)
- 誤動作(malfunction)
- インシデント(incident)
このような用語を同僚やチームで話し合うときはきちんと共有しておいた方がいい。
恐らく、困るのはユーザーサポートとユーザー間の同意かもしれない。たとえば、ある機能が動作しないときにサポートエンジニアが「障害」という用語を使うかもしれない。その原因がソフトウェアにあるか、ユーザーの設定によるものか、それともソフトウェアが動作しているOS上の問題なのか明確にならない段階でこういう用語を使うと、メーカー側の落ち度と思われるのではないか?