2013年7月26日金曜日

[ソフトウェア品質技術]Error、Fault、Failure の定義 (第4回)

『SQuBOKガイド』からそのまま引用します。

「JIS X 0014〔JIS X0014:1999〕の定義
  1. 「誤差・誤り(ISO/IEC 2382-14の error)
    計算、観測若しくは測定された値または状態と、真の、指定された若しくは理論的に正しい値または状態との間の相違。
  2. 「障害(同ISO/IECの fault)
    要求された機能を遂行する機能単位の能力の、縮退または喪失を引き起こす、異常な状態。
  3. 「故障(同ISO/IECの failure)
    要求された機能を遂行する,機能単位の能力がなくなること。」

◆言いかえるとこんな感じかな…

  1.  「誤差・誤り(error)」
    異常な値や状態、正常な値や状態との相違のこと
  2. 「障害(fault)」
    故障を引き起こす状態
  3. 「故障(failure)」
    実行できなくなること

◆注意事項

人的過誤(mistake やhumane error)は、「誤差・誤り(error)」に含まれないらしいです。

2013年7月24日水曜日

[ソフトウェア品質技術]JIS規格 規格番号の書式について (第2回)

◆JISの規格番号の意味が知りたい

JISの標準規格は、番号で管理されています。そんなことは理解できますが、JISの番号は、JISの後に続く、「JIS Z xxxxx -n:19xx」や「JIS X xxxxx」などと表記されていて、具体的にどんな意味が有るのかが分かりません。

部門記号

このアルファベット、部門記号と呼ばれていて、規格を部門でカテゴライズするものとして利用されているみたいです。部門記号に続く4~5桁の数字と合わせて一意の規格番号になっています。

SQuBOKで頻繁に使用されている部門記号は次のとおりです。
  • 「C」電子機器及び電気機械
  • 「X」情報処理
  • 「Q」管理システム
  • 「Z」その他
この記号、部門名を英語にしたときの頭文字が記号になっているわけではないそうです。
単純にアルファベットの昇順で部門をアサインした感じなので、関連したJIS期間番号の出題が有ったと思うので、暗記必須だとキツイですね。(暗記が苦手です。)
あと、「その他」という部門は適当すぎると思うし、「I」、「J」、「O」などの部門記号が無いのも気になるところです…

SQuBOKに取り組まれている規格番号を表にしようと思ったが数が多い。単純なテキスト検索で400件以上だったので断念しました。読み進めるにあたって、キーとなる規格番号が理解できたらそのときまとめることにします。"JIS X 0129" だけ憶えておきますか・・・

枝番(第n部)

枝番は、規格の規模が大きいときに、"-n" で表記して部に分けるときに使います。たとえば、"JIS X 0129-1"は、「ソフトウェア製品の品質― 第1部:品質モデル」となるらしいです。

改正版

規格は、改正されることがあり、改正した年数を入れることで改正版であることを示すそうです。たとえば、"JIS X 0129-1:2003" は「ソフトウェア製品の品質― 第1部」の2003年改正版を示しているらしいです。

◆参照情報

2013年7月18日木曜日

[ソフトウェア品質技術]ソフトウェア品質技術者試験学習 (第1回)

◆経緯

ソフトウェアの品質に関わる仕事をしているため、体系的な知識を増やすことを目的にソフトウェア品質技術者試験を受けることしました。

今回で受験は、2回目です。前回は、それなりに問題集を中心に勉強をしました。
なので、問題集の問題はすべて正解を答えられ、問題集に出てきたキーワードはだいたい理解した状態での受験でした。

もちろん「不合格」だったんですよ。ネットで調べると、難易度が低くて問題集だけで簡単にとれたという人が多いようです。そういう方々は、試験ロジックに精通した優秀な人達だと思います。

◆やること

  • SQuBOK Guideの熟読
    『初級シラバスV1.1』に書かれている知識レベルを参考に、どの見出しに注力するかを考えながらこの本を読むことにします。

    SQuBOKの熟読度と合格率の関係を見れば一目瞭然?熟読者の方が合格する可能性が高いからです。

    でも、この表を見ると、「一通り読む」だけではかえって合格率が下がっているところが気になりますね。これ、考えられる原因は問題集の影響度だと思いました。この統計は、9回目の試験であり、ちょうど問題集が発売された回の試験だったんです。

    「一通り読んだ」と回答した人達は、問題集のウェイトが高かったんじゃないでしょうか? 問題集は、網羅性、解説もそこそこですが、応用力に欠ける自分にとって、本番の設問が問題集の説明から外れていると回答に苦しむこと間違いなしです。

    なので、今回の試験対策ではこの本の熟読を中心にやって行こうと思いました。
  • 問題集回答
    問題集は間違いなく、全て回答できることを目標にします。恐らく、この問題集を解くころにはSQuBOK Guideも熟読済みなのでさほど難しくないでしょう。

◆計画

テストまでの学習期間と学習ステップは次のとおりです。
  • 学習期間 7月14日(日)~11月29日(金)計138日
  • 熟読1回目 8月21日
  • 熟読2回目 9月28日(土)
  • 試験申し込み 9月28日(土)
  • 問題集回答 10月8日
  • 熟読3回目 ~11月15日(金)
  • 問題集回答 ~10月25日
  • 最終調整 ~11月29日(金)
  • 受験 11月30日(土)

138日
46日 x 3回
75項目 1日2項目=38日

1. ソフトウェア品質の基本概念
 1.1 品質の概念 LV1
  1.1.1 品質の定義(品質の考え方の変遷) LV1
  1.1.2 ソフトウェア品質モデル LV1
  1.1.3 ディペンダビリティ LV1
  1.1.4 セキュリティ LV1
  1.1.5 ユーザビリティ LV1
  1.1.6 セーフティ LV1
 1.2 品質のマネジメント LV2
  1.2.1 品質コントロールの考え方 LV2
  1.2.2 品質保証の考え方 LV2
  1.2.3 改善の考え方 LV2
  1.2.4 ソフトウェアの品質マネジメントの特徴 LV2
  1.2.5 ソフトウェア測定の考え方 LV2
  1.2.6 ソフトウェア評価の考え方 LV2
  1.2.7 V&V(Verification & Validation) LV2
  1.2.8 検査 LV2
2.ソフトウェア品質マネジメント
 2.1 ソフトウェア品質マネジメントシステムの構築と運用 LV1
 2.1.1 品質マネジメントシステム LV1
  2.1.2 ソフトウェア品質推進活動 LV1
  2.1.3 品質マネジメント組織 LV1
 2.2 ライフサイクルプロセスのマネジメント LV1
  2.2.1 ライフサイクルモデル LV1
  2.2.2 プロセスモデル LV1
 2.3 プロセスアセスメント・プロセス改善のマネジメント LV1
 2.4 検査のマネジメント LV1
 2.5 監査のマネジメント LV1
 2.6 教育・育成のマネジメント LV1
 2.7 法的権利・法的責任のマネジメント LV1
 2.8 意思決定のマネジメント LV1
 2.9 調達マネジメント LV1
  2.9.1 パートナーとのコミュニケーション LV1
 2.10 構成管理) LV2
  2.10.1 変更管理) LV2
  2.10.2 バージョン管理) LV2
  2.10.3 不具合管理) LV2
 2.11 リスクマネジメント LV1
 2.12 プロジェクトマネジメント全般 LV1
 2.13 品質計画のマネジメント LV1
 2.14 レビューのマネジメント LV1
 2.15 テストのマネジメント LV1
 2.16 品質分析・評価のマネジメント LV1
 2.16.1 製品品質の分析・評価 LV1
 2.16.2 プロセス品質の分析・評価 LV1
 2.17 運用・保守のマネジメント LV1
3.ソフトウェア品質技術
 3.1 メトリクス LV2
  3.1.1 測定理論 LV2
  3.1.2 プロダクトメトリクス LV2
  3.1.3 プロセスメトリクス LV2
 3.2 品質計画の技法 LV2
 3.3 要求分析の技法 LV2
 3.3.1 品質要求定義 LV2
 3.4 レビューの技法 LV3
  3.4.1 レビュー方法 LV3
  3.4.2 仕様・コードに基づいた技法 LV3
  3.4.3 フォールトに基づいた技法 LV3
 3.5 テストの技法 LV3
  3.5.1 経験および直感に基づいた技法 LV3
  3.5.2 仕様に基づいた技法 LV3
  3.5.3 コードに基づいた技法 LV3
  3.5.4 フォールトに基づいた技法 LV3
  3.5.5 利用に基づいた技法 LV3
  3.5.6 ソフトウェアの形態に基づいた技法 LV3
  3.5.7 組み合わせの技法 LV3
  3.5.8 リスクに基づいた技法 LV3
  3.5.9 テスト技法の選択と組み合わせ LV3
  3.5.10 テスト自動化技法 LV3
 3.6 品質分析・評価の技法 LV3
  3.6.1 信頼性予測に関する技法 LV3
  3.6.2 品質進捗管理に関する技法 LV3
  3.6.3 障害分析に関する技法 LV3
  3.6.4 データ解析・表現に関する技法 LV3
 3.7 運用・保守の技法 LV2

◆参照情報