2013年8月6日火曜日

[ソフトウェア品質技術]JIS規格の調べ方 (第5回)

ソフトウェア品質技術に関連したJIS規格について調べるときは、実際の規格を読むのが早いと思いますが、どうやってインターネット上で閲覧するかを調べました。当初、購入が必要だと思っていた規格は閲覧だけなら無料でできることを確認しました。また有志の人がHTMLで公開していることもわかりました。

お勧めはやはり、PDFファイルの閲覧です。検索しやすいですし、原文そのものなので図や表などの閲覧も不自由なく読めます。どちらの方法で閲覧する場合でも、ダウンロードして自分の環境からアップロードして公開みたいなのはNGですので絶対にやってはいけません。

◆PDFファイルの閲覧

  1. 日本工業標準調査会のホームページの「JIS検索」ページを開く。

  2. 必要な情報を入力して、「一覧表示」をクリックする。
    たとえば、JIS X 0192 を調べたいときは、「JIS規格番号からJISを検索」のテキストボックスに"X 0129" と入力して 「一覧表示」をクリックする検索結果の一覧が表示されます。

  3. 一覧から検索対象のJIS規格番号のハイパーリンクをクリックする。
    クリックするとJIS規格詳細画面が表示される。

  4. 規格の閲覧 PDFのアイコンかその隣のハイパーリンクをクリックする。
    クリックすると著作権保護の警告文が表示されるのでそのまま「OK」をクリックする。新しいブラウザーウィンドウが起動し、PDFファイルが表示される。

※PDFファイルの表示されないときは、ダウンロード中の可能性があるのでもう少し待ってみるとよさそうです。それでも無理なら<F5キー>でリフレッシュしてみるのがよいかも知れません。

◆HTMLファイルの閲覧

  1. 次のWebサイトにアクセスする。
    日本工業規格の簡易閲覧
    http://kikakurui.com/
  2. 規格番号から対象範囲内のハイパーリンクをクリックする。
    たとえば、JIS X 0192 の場合、「X 0000-0999」のハイパーリンクをクリックする。

◆余談

現物のコピーは、国会図書館で依頼できるらしいです。
国会のことを英語で"National Diet"って言うんですね。知らなかった。

2013年8月5日月曜日

[ソフトウェア品質技術]ディペンダビリティ、リライアビリティ、セキュリティ、ユーザビリティ、セーフティ (第3回)

◆ディペンダビリティ と リライアビリティの違いとは?

一般的な言語学の世界では、「ディペンダビリティ(Dependabllity)」 と 「リライアビリティ(Reliability)」は「同意語(Synonym)」な扱いだと思いますが、ソフトウェア品質技術や科学、学問の世界では違うものとして扱われているらしいです。

『JIS Z 8115 2000』によると、ディペンダビリティはリライアビリティと同じように「信頼性」と訳されることが多いが、ディペンダビリティはリライアビリティよりも上位のより包括的な概念だそうです。
  • ディペンダビリティは、非定量的用語で一般記述に使う(信頼性)
  • リライアビリティは、定量的な表現で使う(信頼度)
だそうでう。

◆ディペンダビリティ、リライアビリティ、セキュリティ、ユーザビリティ、セーフティの関係は?

ディペンダビリティという知識領域の下には副知識領域として次の領域が存在します。
  •  セキュリティ(Security)
  •  ユーザビリティ(Useability)
  •  セーフティ(Safety)

結局、図で書くとこんな感じでしょうか?
@Todo: 図を入れる

◆余談ですが・・・

『JIS Z 8115 2000』によると、ディペンダビリティは、 次の3つを含むものという説明がありました。
  • ”Availablity"
  • "Maintainability"
  • "Reliablility"
SQuBOK Guideで気になる点はガイドとしてのスタンスが分かりにくい点が多いことです。そもそも、見出しに「ディペンダビリティ,リライアビリティ,セキュリティ,ユーザビリティ,セーフティの関係」と書いているのだから、きちんとその5つの関係を説明して欲しいのだが、読めば読むほど混乱してしまうのは自分だけでしょうか?

◆参照情報

"dependability and reliability - WordReference Forums"
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=38022