2014年1月24日金曜日

[ソフトウェア品質技術]Windows と IEのサポート終了日について

Windows と Internet Explorer (以後、IEと呼びます)のサポート終了日についてまとめてみました。こういった情報を収集・メンテナンスすることもソフトウェア品質管理の現場では必要でしょう。

◆なんで必要なの?

動作保証の対象となる環境なのにその環境がすでにサポート終了だった場合にサポートできないことがあります。バージョンアップリリース時に動作対応環境の見直しすることがあるので必要なんです。

最近のFirefoxやGoogle Chromeブラウザーは、更新頻度が非常に早いので苦しんでいるソフトウェアベンダーが多いのではないでしょうか?ブラウザーがリリースされるたびに対応ブラウザーを追加していたらテスト環境の構築からテストの実施の工数が膨大になり無理です。結局、ソフトウェアベンダーはこういう情報を基に、古いブラウザーやOSのサポートを動作保証から外したいと考えるのです。(これはオンプレミスな環境の話でばりばりのWebサービスを利用する企業ではChromeの方が有効なのかもしれませんね。)

◆IEのサポート終了日は動作しているOS依存

マイクロソフトの公式サポートサイトによると、IEのサポート終了日は、「このコンポーネントのサポートは関連する製品もしくはプラットフォームのライフサイクルに準拠します。」とのことです。 つまり、以下のようになります。
OSのサポート終了日=IEのサポート終了日

◆クライアントOS

XP VISTA 7 8
サポート終了日 ※ 2014年4月8日 2017年4月11日 2020年1月4日 2023年1月10日
IE 6
IE 7
IE 8
IE 9
IE 10
IE 11
○ ※8.1以上

◆サーバーOS

 
Server 2003
Server 2003 R2
Server 2008
Server 2008 R2
Server 2012
Server 2012 R2
サポート終了日 ※
2015年7月14日
2015年7月14日
2020年1月14日
2020年1月14日
2023年1月10日
2023年1月10日
IE 6
IE 7
IE 8
IE 9
IE 10
IE 11

◆注意点

  • 同じバージョンでもサポート終了日が複数存在する
    一般的にIE 6は、2014年4月8日にサポート終了することが情報として広まっていますが、Windows XPのIE 6の終了であってサーバーOS(Windows Server 2003とWindows Server 2003 R2)のIE 6はサポート終了にならない可能性が高いです。その点については、マイクロソフトも 明確に説明していないみたいです。
(※)サポート終了日とはマイクロソフトのサポートライフサイクルで定義されている延長サポート終了日を指します。

◆参考資料

2014年1月21日火曜日

[ソフトウェア品質技術]定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X, IPF Tools)をインストールしてみる (Redmine用一括インストーラー編)

◆定量的プロジェクト管理ツールとは何か?

うちの会社では、ソフトウェアの開発・メンテナンスのバージョン管理にRedmineを使っています。Redmineの各プロジェクトでは、担当者がチケットを発行して、機能追加やバグ修正を行っています。Redmineの利用が標準となったり、かなりデータが蓄積されてきました。こういったデータを利用して、定量的に品質の状況を分析・把握したりできないだろうか?というのがきっかけです。

◆IPAがそれらしきツールを公開していた

いろいろ調べているとIPAがEPM-Xというオープンソースなツールを公開していることがわかりました。

◆インストールに苦戦・・・

既存のシステムにインストールすることはなかなか難しいことがわかりました。職場で使用しているものは、RedmineとMySQLです。システムはUbuntuで稼動していますが、今回のツールの稼働環境はCentOS。しかも最新のものに対応しているのか不明。無理やり、インストールしてみたのだが適切なファイルが見つからなかったり、一部手動で設定した後にインストールを実行したり、1日奮闘しましたがいろいろ問題があって簡単にはインストールできなさそうだった。なので、このツールの良し悪しを知るために、クイックインストールを利用してデモンストレーション環境を構築することから考えました。

◆CentOS 5.6以外はすんなりインストールできない

インストールする前に注意することは次のとおりです。
  • ダウンロードファイルのリンクとファイル名が一致しない
    ダウンロードするときは対象のファイルが見つからなくならないように記録しておくことをお勧めします。ガイドで説明しているファイル名と一致しないので腹立たしいですね。
  • インストールするOSとバージョンは「CentOS 5.6」にする
    CentOS 5.6以外はすんなりインストールができません。これ重要です。
  • 仮想マシンとしてVMwarePlayerを事前にインストールしておくこと
    私の環境は6.0.1だった。

◆ダウンロードするもの

「一般社団法人実践的プロジェクトマネジメント推進協会」(http://ppma.jp/htdocs/)でアカウントを作成し、ダウンロードページから次のファイルをダウンロードします。
  • D07-3_クイックスタートガイド(Linux版).pdf
  • ipftools-redmine-1.0-setup-centos.x86_64.bin
"Index of /Linux/centos/5.6/isos/x86_64"(http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.6/isos/x86_64/) から64ビット版のインストールDVDメディアをダウンロードします。
  • CentOS-5.6-x86_64-bin-DVD-1of2.iso
    1枚目だけ。2枚目は使用しなかった

◆OSの仮想マシンを作成する

VMware Playerの仮想マシンにCentOSをインストールするときに注意する点
  • 「簡易インストール」は使用しない
    詳しくはこちらを参照してください。
    『[Linux]VMware Player 6 で CentOS 6.5 minimal のインストールで注意すること』(http://www.underclock.net/2014/01/linuxvmware-player-6-centos-65-minimal.html
    ※例ではCentOS 6.5 minimalになっていますが、今回は5.6 64ビットをインストールします。

◆問題なくインストール終了


ものの15分で構築できてしまいました。今までの苦労はなんだったんだろうか?

  1. インストールしたCentOSにログインをしてeth0に設定されている<ゲストOSのIPアドレス>をメモします。
    > # ifconfig
    と入力する。
  2. Tera term を起動して、手順1で記録した<ゲストOSのIPアドレス>を接続先にSSHでログインする。
  3. /tmp/workのディレクトリを作成する。
    > # mkdir /tmp/dir
  4. SSH SCPを利用してファイルをアップロードする
    (私のホストはWindowsです。ホストからゲストPCにファイルを転送します。)
  5. ipftools-redmine-1.0-setup-centos.x86_64.bin の実行権限を加えます。このままだとインストールが実行できません。
    > # chmod 755 ipftools-redmine-1.0-setup-centos.x86_64.bin
  6. 最後にインストールを実行する
    > # /bin/bash ipftools-redmine-1.0-setup-centos.x86_64.bin
    プロンプトに従ってインストールすればできあがりです。ここの説明は『D07-3_クイックスタートガイド(Linux版).pdf』を参照してください。

◆動作確認する前に

今回、作成してCenOSの仮想マシンには、GUIの設定をしていないためブラウザーを起動して実際に動作しているかの確認ができません。そこで、ホスト側からブラウザーを起動してアクセスする必要があります。このとき問題になるのはゲストOS側のファイアウォールの設定です。
(CentOSのGUIをインストールしている場合はゲストOS側のブラウザーを起動して確認もできます。)
  1. コンソールから次のコマンドを実行する
    > # cat /etc/sysconfig/iptables
    ファイアウォールの設定一覧が表示されることを確認します。
    ※ホスト側からSSHにアクセスできた理由は、20番のポートを許可しているためです。
  2. viなどのテキストエディターで次の行を挿入する
    A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 80 -j ACCEPT
    自分は、viが嫌いなので nano /etc/sysconfig/iptables で編集をしました。
  3. ファイアウォールの再起動する
    > # service iptables restart

◆あともうちょっと

やっと動作確認ができます。
  1. ホストOSのブラウザーを開いてURLに次のように入力する
    http://<ゲストOSのIPアドレス>/redmine
    入力してサイトを表示すると、Redmineのホーム画面が表示されます。
  2. ログインをクリックして、ログインとパスワード(admin:admin)を入力する
    ログインに成功すると、「最近のプロジェクト」が表示されます。
  3. 「IPFサンプルプロジェクト」をクリックする
    IPFサンプルプロジェクト画面が表示されるので適当に遊びます。
  4. 上部のメニューから「定量的分析・診断」をクリックする
    「定量管理ダッシュボード」が表示されることを確認します。
    ここらへんBirtViwerを使用しているらしいが、わけの変わらないグラフがいっぱい表示されますねぇ。
    そのへんの説明については、右上の「ヘルプ」で確認してみましょう・・・
以上

2014年1月16日木曜日

[Linux]VMware Player 6 で CentOS 6.5 minimal のインストールで注意すること

◆はじめに

IPAが提供している定量的プロジェクト管理ツールIPFToolを試すために、CentOSの仮想マシンを作ることになりました。Redmineが動作している仮想マシンのコピーがありますが、このツールMySQLに対応していないのでしかたなく、CentOSにPostgreSQLを入れて、IPFToolを新規インストーすことになりました。

◆CentOS minimal の仮想マシンが作成できない

何度も、何度も、インストールしましたが、起動画面のプログレスバーが進んだところで停止してしまいます。ファイルが壊れているのかと思い、複数のサイトからISOファイルをダウンロードしたり、32ビット用のインストーラーを使用したり、CentOSのコミュニティーを探ってみたり試みましたが、どこにも自分と同じ問題が発生している人はみつかりませんでした。

◆CentOSじゃなくてVMware Playerの問題だった

普段はWindowsやVirtualPC、VMware Serverを使用しているのでVMware Playerでのインストールに慣れていなかったのが要因かもしれませんが、これは知っておいた方がよかった:
  • 「簡易インストール」はうまくいかない
    どうして「簡易インストール」がうまくいかないかについては調べないとわかりませんが、時間がもったいないので誰がすでに調べているでしょう・・・簡単にOSを仮想マシンにインストールできる世の中になりましたが、こんなことに1時間くらいなやまされるとは・・・

◆必ず、「後でOSをインストール」を選ぶこと 

  1. VMware Player を起動するとメイン画面が表示されます。

  2. メイン画面から「新規仮想マシンの作成」をクリックすると、新しい仮想マシンウィザードが開始されます。
  3. インストーラ元に「後でOSをインストール」を必ず選んで「次へ」進むをクリックします。

残りの操作は、ウィザードに従えばものの5分でできあがりです。

以上

[Windows XP]「0x80246008」で更新プログラムのダウンロードとインストールができない件

◆svchost.exe 100%問題

svchost.exe のプロセスが100%になってOSの挙動が非常に遅くなる問題(2度にわたる問題)がやっと解決したらしいです。Windows XPのサポートは終了ですが、2014年1月のセキュリティパッチで供給されるらしくさっそくWindows Updateを起動しました。

(本来ならWindows XPなんてやめてWindows 7でもインストールすればよいのだが、XPじゃないと動作しないプログラムがあったりするので無理に使っている方もいるのでは・・・)

◆起動したものの・・・

ダウンロードもインストールも失敗してうまくいかない。svcshot.exe 100%の問題の解決策自体に問題があったのか、Background Intelligence Serviceというものがサービス一覧から消えているのが原因だった。

◆いろいろ試した

  • またはを含む「0x8DDD0018」コード「0x80246008」コードから、Microsoft Windows Update Web サイトまたは Microsoft Update Web サイトから更新プログラムをダウンロードしようとしたときにエラー メッセージを受け取ることがあります
    http://support.microsoft.com/kb/910337/ja
    →NG。この説明はうまくいきませんでした。
  • You receive an error message when you try to download updates from the Windows Update Web site or from the Microsoft Update Web site, or when you try to start the Background Intelligent Transfer Service
    http://support.microsoft.com/kb/916251/en
    →OK。この説明はうまくいきました。

◆英語の対応が苦手な方は

ここらへんを読んでみるのもよいかもしれません。