2014年2月24日月曜日

[ソフトウェア品質技術]品質の定義(Bary Bohem)

 バリー ベームは、スパイラルモデルを考えた人で有名です。彼は、次のようなモデルや技法を提案しました。
  • ソフトウェア品質モデル
  • プロセスモデル
  • V&V(Verification & Validation)1981

◆どんな人か調べていたら面白記事を見つけました

 平鍋さん(日本のアジャイル開発の第一人者)のブログから・・・

 Tom DeMarco :
「Barryのあの曲線、ソフトウェアの修正コスト曲線が発表されたおかげで、みんな要求をはじめにちゃんと決めないと、という洗脳にあったんだ」


 Barry Boehm :「
そうだ、Tomは正しい。その時代ぼくがいたドメインでは、要求を決めることができたんだ。だから要求を先に決めることは理にかなっていた。でも、80年以降は変化が大きくて、そんなことはなくなってしまった。要求は変化する。先にすべて決めるなんて無理だ。今ではみんながこの指数関数のように変更のコストが高くなる、というグラフに洗脳されてしまって、すべてを先に決めないといけない、と思っている。そして、みんなのその固定観念を変えること自体を難しくしてしまったからだ。」

◆思うこと

 これを読むと、開発スタイルが80年代と比べて大幅に変わってしまい、その当時定義したものが現在ではあまり役にたたないことがわかると思います。

 SQuBOKは、品質にかかわる有識者の知識がいっぱいつまっているのだと思いますが、大企業のウォーターフォール開発を主体に策定された重量級の知識体系ぽい、常に変化している開発現場では、フィットしない感がありますよね。(アカデミックな内容が苦手な自分には、いろいろとちんぷんかんぷんな内容が多くて…^^;)

 ちなみに、Validation(妥当性確認)についても初期の提案では、開発の最後に実施するものとなっているのに、開発の最終段階で問題を検出した場合にコストが高くなるので、上流工程でValidationを実施することを後の論文で提案しています。

◆参考資料

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