2014年3月19日水曜日

[ソフトウェア品質技術]ソフトウェア測定

◆トム・デマルコさん曰く

“You can’t control what you can’t measure.”
日本語にするとこうなります。
「測定できないものを予測または制御することは不可能である」

◆ISO5930:2002の定義

 ソフトウェア測定とは、『測定量の値を決定するという目的を持った操作の集合』 です。

◆メトリクスとは?

 ソフトウェアの品質を評価するためには、ソフトウェアを定量的に分析する必要があります。定量的なデータを得るために、ソフトウェアの測定が必要であり、その測定量のことを「メトリクス」と呼ばれています。(本来は、「メトリック」となんだそうですが、なんで「メトリックス」にならないんだろうか?)
 メトリクスは2種類あります。
  1. 基本メトリクス
    単一の属性を測定するのに用いる評価尺度
    たとえば、SLOC (Source Lines of Code)。プログラム規模(行数)を表す単位です。
  2. 導出メトリクス
    複数の基本メトリクスを組み合わせた評価尺度
    たとえば、「試験計画項目密度」は、ある機能のテストケース数 ÷ その機能のSLOCで求めることができます。

◆測定する方法(GQM手法)

 SQuBOKではGQM手法を説明しています。ビクター・バシリさんが考えたGQM(Goal、Question、Metric)の3つを定義する手法です。分かりやすい資料があったので記録しておきます。

◆測定プロセスの標準

 測定プロセスの標準については、ISO 15939:2007 で定義されているとのことです。

◆思うこと

 定量的にデータを分析して管理するために、ソフトウェアの測定が必要になるということらしいです。ソフトウェア製品そのものの測定は良いのだけれども、開発プロセスを測定することは、プロジェクトをコントロールすることにつながって、チームの自由度を下げるのではないでしょうか?1500人規模の組織とかでは、有効かもしれませんが、その効果って管理層しか分からないのではないでしょうか?…高品質とかうわべだけじゃなくて、GQMみたいなにゴールや期待値をもっていくアプローチが実際にできれば素敵ですね。

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